トミカ 博に夢中

毎年各地で開催されるトミカ 博は大人気のようですね。トミカ 博はトミカが主催しています。
トミカは日本初の本格的なミニカーを1970年(昭和45年)に発表しました。
トミカ 博に出展されるミニカーは熟練の技術者の手で製作されます。

実物の特徴を生かしながらデフォルメされています。
トミカ 博でトミカのミニカーを手にした子供達は夢中になります。
車が欲しいという所有欲もさることながら、その車を手にすることで、車と一体になっているのでしょうか。

トミカ 博で自分が持っていない車の前に来るとじっと動かなくなります。
トミカの実際の車をモデルにした、乗用車、バス、パトカー、そしてレッカー車やクレー車、
ブルドーザーなどの建設作業の車は特に人気があります。

トミカ 博の会場は2部構成になっていて、展示コーナーとアトラクションコーナーに分かれています。
展示コーナーは、ずらりと並べられたトミカや大きなプラレールのジオラマが圧倒してきます。
これには子供たちは感動!
次はアトラクションゾーン。こちらは見るだけではなく、有料ですが、体験して遊べるコーナーです。

トミカ 博でトミカワールドを体感

トミカ 博でトミカワールドを体感しましょう。
トミカは毎年新車を発表して常に120種類のラインナップを持っています。
トミカ 博のトミカワールドはテレビゲームでは得る事のできない、さわって、動かして、自分の
想像力を働かすという5〜7歳の子供達に必要な感覚や思考力を養ってくれます。
それを遊びの感覚を取り入れて行いますから、子供達の脳の発達にたいへん有効なのでは
ないでしょうか。

トミカワールドの品揃えを見てみましょう。
「高速道路 にぎやかドライブ」「トミカ峠山道ドライブ」「ビッグ建設現場」「ハンディ立体マップ駅前
ロータリー」などなど。
そしてトミカタウンがまた夢、空想を広げてくれるアイテムです。

警察署、消防署、郵便局、ガソリンスタンド、コンビニ、も信号機も揃っています。
これは女の子のリカちゃん人形と、男の子のトミカは4歳から7歳ぐらいまでの日本の子供の
文化ですね。
情操教育にとても有効なのではないでしょうか。

トミカ 博は団塊ジュニアのノスタルジー

トミカ 博に来てみると幼稚園ぐらいの男の子が目をキラキラ輝かせて、会場せましと走りまわります。
子供達は夢中です。
でもその姿こそ30年ほど前のあなたの姿なのではないでしょうか。

トミカは、1970年に登場したダイキャスト製の精巧なミニカーです。
開発したのは当時の株式会社トミー(TOMY)でした。
トミーは1953年創業の老舗玩具会社で、現在のタカラトミー(2006年3月1日、同業のタカラとの
合併により成立)の母体の1社です。

開発のコンセプトは“日本の子どもたちが手軽に楽しめる手のひらサイズの国産車を”とし、
現在までに約620車種、累計4億8000台を販売しているそうです。

トミカ 博には昔トミカに夢中になったお父さん達がいます。子供達は今あるミニカーに夢中。
そしてお父さんは昔のミニカーにノスタルジーを感じてこれまた夢中でジオラマの前を動きません。
こうしてトミカ 博は2世代、3世代と受け継がれていくのでしょうか?


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